1月17日はおだわら駅伝!コース紹介等々。

DSC_0213お正月の風物詩の箱根駅伝。これは、小田原だけでなく、もはや全国共通の風物詩といって良いでしょう。

大盛りあがりの箱根駅伝だが、小田原の駅伝は箱根駅伝だけにあらず。

皆様は「おだわら駅伝」の存在をご存知でしょうか。

「おだわら駅伝」とは、毎年1月の中旬の日曜日に開催されている自治会対抗の駅伝で、別名「市内一周駅伝」と呼ばれています。おだわら駅伝自体は第9回目の開催なのですが、実は今まで自治会対抗と企業対抗が同じコースで別日に行っていたものを統合し、9回目ということで別に行っていた時代の「小田原市駅伝競走大会」から合わせて第66回となる伝統と歴史のある由緒正しい大会なのです。

自体会対抗駅伝というと、地区の区民祭のような和気藹々とした大会を思い浮かべる方も多いかもしれませんが、それは大きな間違いで、歴戦の勇士が多く出場するけっこうレベルの高い大会です。

しかし、自治会対抗駅伝らしく、インターネットなどでコースや記録などの詳細を見ることは難しいです。

2年前にコース変更されて、わからない人も多いと思い(というか、自分で毎年どこがどこかわからなくなるので)ここに詳しくコース解説を掲載しました。

走る方、参考にしてみてください。

交通規制も行われるので、出かける方はご注意を!

・コース紹介

今年のおだわら駅伝の開催日は1月17日(日)8時20分スタート。全長は35.9km。女子一人を必ず含む8人で襷を繋ぐ。

スタート場所は小田原アリーナ。2年前までは小田原市役所をスタート・ゴール地点としていた。

この第1区は4.6km。2区中継所の小田原市役所まで扇町から国道255号線を経由し、比較的平坦なコースを走る。1区は特別長い距離ではないが、ここで出遅れると後のレース展開も大きく変わってきてしまうので、各チームは選手の配置に悩みどころ。また、駅伝は後になればなるほど大きくばらけてしまうが、スタート直後のこの区間は選手がダンゴ状態で迫力がある。

続く第2区は中学生区間。市役所から丹羽病院前の坂を登り、一気藤棚まで駆ける2.2kmのコース。コースが短いが、坂があり、ペース配分が難しいコース。中学生しか走れないコースということもあって例えば、現役で中学の部活で陸上を行っている中学生がいるかどうかでだいぶ順位も変わり、強い地区でも一時沈んだりすることもあってここも見応えは抜群。

続いて藤棚から県立小田原ビジネス高校前まで3区。2.7kmの女子区間。

ここから国道1号線ということもあり、いわずと知れた箱根駅伝とコースが被りランナーたちにとっては嬉しい。この女子区間も強い地区だからといって早い女子が在籍しているわけではなく、また、一人のスーパーエースがいればごぼう抜きもありえるとあって面白い展開がありそうだ。

続いてビジネス高校前からしまむらストアー橘店駐車場までは6.6kmの4区。ここも国道1号線を走り、ほぼ平坦で長めのコースとあって適正というより普段からの練習の成果がダイレクトに反映されるとあって激戦が必至の区間だ。

しまむらストアーから下中の明沢児童館まではレースも終盤に入る3.2kmの5区。短いコースだがゆるやかな登りが続く。ここではあまり順位の変動がない所謂繋ぎの区間。そして次の6区はエース区間とも称される高田浄水場までのコース。国府津地区の樽木選手によると山を越え、国府津の街を駆け抜けると地元であるために沿道の方から大きな声援をいただきそれが力になる「地元のために頑張ろうと」と思えるコースとのこと。ひたすら田島の農道アップダウンのきついコースを走る魔のコースだ。ただ平地が速くても、ペース配分、坂道の適正、さまざまな条件が複雑に絡み合う。そして農道ということもあり、応援の声がほとんどないのも特徴。選手たちは孤独で辛い戦いをすることになり、一段と体力が奪われる。続いて浄水場からは小田原球場まで平坦な3.6kmの7区。アンカー前で短いコースということもあって各地区スピードランナーを揃えている。この頃にはかなりランナーがばらけていて繰り上げスタートのチームも多くなり、ぱっと見たところは順位がわからない。しかし、繰り上げ一斉スタートということは選手たちは再びスタートの時と同じように団子状態になっているのでまた見応えも大きい。そして小田原球場からアリーナまではついに最終区間8区。ここは一番長い7km。リレーなどと違い、長い距離で襷をつなぐ駅伝はアンカーで大どんでん返しが起きるということはほとんどない。しかし、それでも逆転の目を信じアンカーは必死に走る。そして長き旅を終え、アリーナで有終の美を飾るのだ。

気になる大会の行方だが、小田原市の強化選手が数多く在籍する酒匂地区がなんと現在8年連続で優勝している。果たして酒匂の連覇を止める地区が現れるのか、それとも例年通り酒匂の優勝となるのか。

また、仲間や相手がいるといっても、駅伝のレースの大半で選手は孤独に走る。

走っている最中はとても辛い。そんな折、沿道からの観客の「がんばれー!」「ファイトー!」などの声援がどれだけ嬉しく、励みになることか。ぜひ、これを読んだ皆様は、1月17日、沿道で選手に箱根駅伝さながらの応援と歓声を送ってほしい。

最後に自分なりの決意を!

「私は今年走ることができれば10回出場の表彰を受けることができる。物事を継続して行うことの辛さは知っているつもりで10年続けられたというのはとても誇りに思う。じつは一昨年、この駅伝に参加してから初めてレギュラー落ちを経験した。仕事や私生活が忙しくなったし、夏に走った100キロマラソンの影響で大きな故障をしてしまい、練習をすることができなかった。それでも、駅伝にはついて回ったし少なからずサポートを行った。なぜならば、毎年参加するなかで選手ではない地域の皆さんが付き添いや車出し、打ち上げの準備などをしてくれる姿を目の当たりにしてきたなかで自分も走れなくなったときは駅伝に参加することを辞めるのではなくて、いままでもらった恩を返すために必ずサポートにまわろうと考えていたからだ。正直なところ、このまま裏方に回り毎年サポートをして地域に貢献するのも悪くないと考えた。正直レースは辛いし、裏方でも駅伝の楽しさは共有できるし、貢献もできる。そしてなにより美味しいお酒も飲める。しかし、昨年、芦子地区は集まった選手の人数が多く2チーム出せることになり、思いがけず選手に復帰した。2年ぶりの駅伝はとても苦しかった。けれど、やっぱり他の地区の選手と競いあって、真剣に戦って、全然勝てなくて悔しくてでも、とても楽しかった。裏方をやるのは嫌じゃない。だけどまだまだ選手として駅伝を走りたい。そう思い練習に励んでいる。やっぱり昔のようには走れないけど、できる限り頑張りたい。今年も裏方の方々に感謝しつつ少しでも地域に貢献できるように頑張ります。」