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ココロノセンリツ Vol.0.5 感想


ももいろクローバーZの有安杏果の二回目となるソロライブに行ってきた。

相変わらずのアイドルの枠組みを超えたすごすぎるクォリティにただただ圧倒され、終始鳥肌が止まらないあっという間の約3時間。

「仕事で」何年も何年も音楽に携わっているはずなのに失われるどころか、よりしっかりと純粋に向き合っているという印象を受ける。

すごい。アーティストは、すごい。

比べるほうがそもそもおかしいのだが、普通の人とか、そして私もそうなのだが、好きでも仕事として向き合っていくうちに純度が低くなってしまうときがある。

やろうと思ったことがやれていなかったり、動き出せなかったりする。

気づけばお酒を飲んだりスマホをいじったり楽なほうに逃げてしまっている。

まっすぐにやりたいことをやろうとしても恥ずかしさや失敗したときのことなどを考える。生きているうちに体と心についてしまった垢が邪魔をする。

でも、この垢も落とせないわけじゃない。

同じ会場で努力とか、そういったものの結晶の作品というエネルギーを浴びて、心のそこから頑張りたいと思えたのだから。もう何度目か、何百回目かわからないけれど、確かにそう思えたのだから。

そして、このアーティストは間違いなく、ファンのために人のために動いている。

今回、大分でライブをやったこともそう。新曲の収益も震災の義援金となる。

人を楽しませるために自分で会場をチェックして、曲を作って。

自分のために頑張るということは実はとても難しい。

そういえば、最近ニュースで今年日本一になった日本ハムの栗山監督が言っていた。自分のためには死ねないけれど子供のためになら死ねる。だから頑張れる、と。

残念ながら私はまだ自分のためにしか仕事をしていない。いつかわかるかはわからない。彼女のように、不特定多数のことを本当に大切に思い動けるのならそれは大きな力になるのだろう。それだけで、すごい。私も、それが特定の人じゃなくとも仕事ならばお客様がいるのだからそこに対する想像力をもっと養えばスペック以上の働きができるのだろうか。

彼女はMCでこうも言った。

誰かの柱になれるように、歌いたいと。

これだけ多くの人の柱になっておきながら、進化することをやめない。

最後の最後の「ありがとうのプレゼント」という曲で、マイクを話して「ありがとう」を伝えていた。直接のありがとうだ。誰かにありがとうをちゃんと言うことは実はとても緊張するし、エネルギーを使う。それを何千人相手にやりきっていた。

いつもいつも励みになる素晴らしいパフォーマンス。

いつの日か、私もこの素晴らしいアーティストに直接「ありがとう」を言えるようになれればいい。

頑張ろう。


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