「たかが20分切り。されど20分切り。」
速くなくても走ることは楽しい。
これはまぎれもない真実で、私もここ数年激務と不摂生により体重が増加し続ける中でも毎月100km以上は走り、仕事も兼ねたり兼ねなかったりで様々な大会に出場して走ることを楽しんでいました。
走るという行為は各々が自分のペースで楽しむことができ、様々な副次的効果も期待できる素晴らしいレジャーです。
私の頭の中にある数多のアイデアは大抵走っている時に思いついたもの。
そしてコロナ禍においても実施可能で私も昨年の緊急事態宣言中には精神の均衡を保つためにも大いに役に立ったと思っています。
近年では湘南ゴールドエナジーとしてマラソン大会も主催しています。
まだこの地域には少ないエンタメに特化した大会を実現でき、地域のロケーションを活かした取り組みができています。
ここまでこう書いておいて矛盾するかもしれませんが、実はここ数年、少し昔みたいに速く走りたいという感情が心には芽生え始めていました。
そのためにはどうすれば良いのか。
様々考えて昨年6月より「BREAKING20プロジェクト」と称してyoutubeを通じて毎月5000mのタイムトライアルを実施しました。
せっかく動画なのだからエンタメっぽく見ている方に楽しんでもらうにはどうすれば良いか考え、仲間にペースメーカーや撮影を協力してもらいました。
そうこうして行く中で協力者は増え、HPを作成していただいたり様々なサポートをしていただける面白い企画に成長しました。
そして3月。
10回目のタイムトライアルでついに目標を達成。
5000m19分36秒。
正直なところこんなに太り続けてもう二度と痩せることは不可能だと思いました。
タイムが伸び悩んだ時期もあり、やっぱりもうタイムを縮めることなど無理だ。
そう思い込んだ時期もありました。
しかし、自身で作った壁はトライアンドエラーを繰り返す中で打ち破ることができました。
若い頃にできたことが年をとったらできなくなる。
そんな思い込みも無くなりました。
大したタイムではありません。
それでも、自分の中では大きな一歩。
走りに限らず限界を超えて何事にも挑戦して行くことができる。
そう思えただけでもBREAKING20を実施した意味がありました。
毎月タイムトライアルを実施した中でイベント運営の勘所も失われずむしろパワーアップしたと思います。
今シーズンはまた多くのイベントを企画できるように、伝わるように、さらにトライアンドエラーを繰り返したいと思います。
1年間協力してくれた全ての方々に感謝申し上げます。
第10回BREAKING20タイムトライアル
https://youtu.be/5HYT41wm7Wo
黄金の体験を。
湘南ゴールドエナジーエグゼクティブプロデューサー
守屋佑一
SHONAN GOLD ENERGYプロジェクト