本日、湘南ゴールドエナジーの新規販売店舗を巡回していた際、ラーメン屋で昼食をとった。
食べ終わって駐車場に向かうと俺の軽トラックの傍に営業風の男性が立っており
「もしかして、守屋さんですか?」
と声をかけて来た。
マスクもしているし顔がよくわからない。誰だっけ?と戸惑う俺の心を察してくれたのか
「私が一方的に守屋さんを知っているだけなんです。トラックに乗っている湘南ゴールドエナジーを見てもしかしたらと思って」
と言われた。
聞けば男性は俺のTwitterやブログを見ていてたまに湘南ゴールドエナジーを購入してくれているという。
それだけでなく、
「守屋さんに影響されて金時山にも登った」という。
俺はとても驚くと同時に胸が熱くなるのを感じた。
正直、湘南ゴールドエナジーの知名度は低い。
小田原生まれで地産地消の神奈川県のご当地エナジーということを知っている人だって多くはない。
なんならいつも俺の知り合い以外で買っている人はいないのではないかと不安な気持ちになる。
もちろん年間の出荷本数(15万本)からしてそんなことは絶対にないのだけれど直接購入してくれているお客様の顔が見えない、店舗に納品したら終わりのビジネスモデル。SNSでエゴサーチするくらいしかお客様の反応を確かめる術はない。
だからこそ、本当にたまに湘南ゴールドエナジーを見知らぬ人が店舗で購入している瞬間に偶然立ち会うとたまらなく嬉しい。
SNS全盛のこの時代。人と人は確実に昔より繋がりやすくなった。
そのおかげで広告力はなくともうまくバズれば商品を知ってもらえるし今回のように俺がどんな想いでものを作っているかを知ってもらえる機会は少なくない。
俺は自分の感性を信じているし、湘南ゴールドエナジーについての説明を聞いてくれた人の多くは湘南ゴールドエナジーのファンになってくれる。
けれど、間違いなく人が一生で出会える人間の数には限りがある。
飲料というのはとてつもなく薄利多売だ。
どんなに俺の知り合いが多くとも数十万人、数百万人と友達になることはできない。
そういう人数が湘南ゴールドエナジーを日常的に飲んでくれなければこの先続けていくことは難しいだろう。
俺はいつも金時山の山頂や神社で祈る時、将来どうありたいかを具体的にイメージする。
その風景は神奈川のどこのコンビニでも当たり前のように湘南ゴールドエナジーが販売されており俺のことを知らないフツーの人やフツーの若者が当たり前に自分の町のエナジードリンクを飲む世界。
湘南ゴールドエナジーの背景やストーリーを知らなくたっていい。
そんなこと関係なしにそこに湘南ゴールドエナジーがある世界。
かつての俺がそうだったように目的もない若者が夜通し意味のないドライブを友人たちとして明け方にそれを飲む世界。
そういう風景を目指している。
そうして俺が死んだ後も当たり前にそれが残っているように。
そんな願いだからこそ本当に俺と接点のない人が湘南ゴールドエナジーを飲んでいるととてつもなく嬉しい気持ちになる。
自分のやっていることは間違っていない。
自信を持ってそう言えるけれど、売上という結果が思った以上に出ていなかったり、SNS以外でのダイレクトなお客様の反応が見れなかったりする中で不安になることばかりだけれど、それでも、今日のこの出来事で絶対に俺の知らないどこかで湘南ゴールドエナジーを飲んでいる人が、好きでいる人がいるという事実に自分でも信じられないくらい嬉しさがこみ上げ男性と別れた後、運転中に涙が出て来た。
安い情報かもしれない。興味のある人の方が少ないかもしれない。
それでも発信し続けよう。
自分が良いと思ったものを。
一生出会うことのない誰かと湘南ゴールドエナジーを通じて出会えるように。
黄金の体験を。
湘南ゴールドエナジーエグゼクティブプロデューサー
守屋佑一
SHONAN GOLD ENERGYプロジェクト